よくあるご質問

どのような材質が処理できますか?

基本的に鉄鋼材料(軟鉄材・炭素鋼・合金鋼など)に対応しますが、ご希望の熱処理の種類によって適用鋼種に制限がある場合があります。
詳しくは「熱処理加工」から種類別の解説ページに進んでいただき、「特性」項目内の、適用鋼種の説明をご覧ください。

大きさはどのくらいまで処理できますか?

熱処理の種類ごとに対応する設備の許容寸法が異なります。
詳しくは「熱処理加工」から種類別の解説ページに進んでいただき、「処理できるスケール、規格値」項目をご覧ください。

納期はどのくらいかかりますか?

量産ロットに混載処理可能な一般的な熱処理規格品であれば、浸炭・軟窒化で数日から1週間程度、プラズマ窒化は処理時間が長いため、5日~2週間程度です。
ただし、熱処理のご要望内容によっては、事前の条件出し試作が必要な場合や、量産品への混載が困難な場合は単独処理となるため、納期をいただく場合があります。
詳しくはお問合せください。

熱処理後の寸法変化はどうなりますか?

例えば円柱状の品物では、熱処理後に膨張する(外径なら+/内径なら-方向)傾向が一般的で、他にも薄板物の平坦度や、長尺棒物の曲がりも、基本的には歪が悪化する方向に変化しますが、その度合いは材質・形状・前加工の状態・熱処理の種類・条件によって大きく異なります。
形状・材質・寸法公差に対して適切な熱処理が選定されていれば実用上問題ないレベルに抑えられる場合がほとんどですが、中には特に寸法公差が厳しい製品について、お客様で予め熱処理変化量を見越して前加工寸法を調整したり、熱処理後に仕上げ加工を行い最終寸法に調整していただいている品物もあります。
また、事前に試し焼きを行い、寸法変化量をご確認いただくことも可能です。
お客様のご要望に最適な熱処理方法を提案いたしますので、詳しくはお問合せください。

浜熱の営業品目以外の熱処理はできますか?

パーカーグループを筆頭に外部熱処理企業とも幅広いネットワークを構築しておりますので、一般熱処理や真空熱処理など多様な熱処理に加えて、ショットブラストやバレル研磨等の表面研掃、防錆や潤滑を目的としたパーカー処理などの表面被膜処理も当社から外注委託可能です。
詳しくはお問合せください。